薔薇の食文化

特にヨーロッパの王侯貴族では、薔薇は単なる観賞花ではなく、食文化・薬用・香料・宮廷文化の一部でした。

  • イギリス王室・ヨーロッパ王侯貴族
    薔薇の花びらを砂糖漬けにしたもの、薔薇水、薔薇ジャムなどが宮廷菓子に使われました。
  • フランス宮廷文化
    薔薇の花びらや薔薇水を菓子・飲み物・料理に取り入れる文化がありました。
  • 中東・ペルシャ宮廷
    薔薇の利用はさらに古く、花びらを料理や菓子に使ったり、薔薇水を飲食に用いたりする伝統があります。

    👑 西太后・慈禧太后
  • 清宮廷では、薔薇は実際に食材として使われていました。
  • 薔薇の花びら+砂糖で薔薇醤(ローズジャム)を作り、慈禧が好んだとする記録があります。
  • 妙峰山の薔薇は明清期から宮廷への献上品で、清宮廷の「内府玫瑰餅(薔薇餅)」にも使われていました。
  • 慈禧は薔薇だけでなく、菊・蓮・玉蘭などの花を食材として食べることを好んだとされています。特に白菊の花びらは、温水で洗ってから鶏湯などにつけて食べたという記述があります。
  • 薔薇については、乾燥させて茶に混ぜて飲むこともしていました。